リウマチQ&A

Q1.リウマチの症状があてはまるのですが、私はまだ25歳です。この年でリウマチになることもあるのでしょうか?
A.リウマチが多いのは確かに40~60歳代の女性ですが、10~20歳代の若い女性にもみられ、あなたの年齢で発症することも珍しいことではありません。まだ若いからという理由だけでリウマチではないと決めつけたりするのは危険ですので、早めに専門医を受診なさってください。
Q2.先日、肘から先と膝から下の関節が全体的に痛み、また腫れぼったく、熱を持っていました。朝のこわばりもあったため、リウマチを疑って受診しようと思ったら、3日後をピークに症状は緩和し始め、1週間後には、いずれの症状も消えました。このように自覚症状が無くなっても、やはり受診すべきでしょうか。それとも、もしも次に症状が現れたら、その時に受診しても遅くはないのでしょうか?
A.リウマチと呼ばれる病気には様々なものがあり、なかにはご質問のように、数日でいったん関節症状などが消えてしまうような急性で一過性(発作性)のタイプもあります。したがって、症状が消失しても、一度はリウマチ専門医を受診し、想定されるリウマチ性疾患や今後の対応などについて相談すべきです。
Q3.何ヶ月か前から、朝起きた時に両手の小指関節にこわばりと痛みが出て、次第に痛む関節が増えたため(両手指、両足指など)、近所の整形外科(リウマチ専門医ではありません)を受診しました。血液検査の結果、リウマチとは確定診断できないため、炎症を抑える薬を処方しましょうとのことでした。リウマチ専門医を受診しなくても良いものでしょうか。
A.関節の痛みに対して確かな診断がつかずに、炎症を抑える薬を使いながら様子をみることはよくあります。しかし、リウマチは早期に治療することが非常に重要ですので、複数の関節で腫れを伴う痛みが続いたり、関節以外にも何か気になる症状があったりするようでしたら、一度リウマチ専門医を受診なさるよう、お勧めします。
Q4.母親が関節リウマチです。私を含め姉妹にリウマチ患者はおりません。隔世遺伝で私の子ども(母親からみれば孫)に遺伝する可能性はありますか?
A.リウマチは必ず遺伝するといった病気ではありません。一卵性双生児は遺伝子が全く同じはずですが、片方が仮に関節リウマチになったときに、もう一方が関節リウマチになる確率は約30%と言われます。また、リウマチの患者さんで、その親族内に関節リウマチの人がいるのは1%程度です。このようなことから、遺伝性はそう強いものではありません。隔世遺伝で発病することを完全に否定することはできませんが、ご心配するほどの確率ではないと考えられます。
Q5.関節リウマチにかかった場合、起こり得る最悪の状態はどういうものでしょうか?
A.リウマチは、昔は痛みのコントロールがうまくできず、変形も進んでいってやがては寝たきりになったり、あるいは時に内臓病変をもたらしたりすることもあり、悲惨な病気の一つでした。しかし、現在はたくさんの種類の薬があり、痛みをとり、変形の進行をコントロールすることが可能です。手術で治すこともできるようになりました。したがって、現代において最悪のケースと考えられるのは、こうした適切な治療を受けない方の状態と言えるでしょう。ですから、信頼できるリウマチ専門医を見つけ、その先生の指示に従うことが一番大切です。
Q6.先日、医師から処方された抗リウマチ薬「メトトレキサート」を服用しましたが、頭痛や吐きけなどの副作用がひどかったので、使用を中断しました。ほかにも飲み薬があるようですが、飲むのが怖くなってしまい、今は湿布薬だけでしのいでいます。やはり、ほかの薬を試したほうが良いのでしょうか?
A.一つの薬で副作用が出たからといって、ほかの薬がすべて使えないというわけではありません。現在、たくさんの薬が出回っていますので、「メトトレキサート」以外の抗リウマチ薬を試してみられた方がよろしいかと思います。なお、湿布剤は症状を和らげるだけで、リウマチの進行を止めることはできません。
Q7.温泉の効能としてリウマチを掲げているところがありますが、本当にリウマチに効果があるのでしょうか?
A.温泉がリウマチに効果があるというのは昔から知られていました。しかし、これは含まれている鉱物の影響よりも、温めることによる効果が大きいと思われます。ほんの100年も前までは、今使うことのできる薬はどれも無かった上に、お湯で悪い場所を温めることさえ難しかったので、温泉はこうした治療ができる貴重な場だったのでしょう。ですから現在の薬物療法以上に温泉のほうが効果的と考えるのは間違いだと思われますし、過度の期待は禁物です。
よく「○○温泉はリウマチに良い」などと書かれていますが、リウマチに良いと言えるほどのきちんとした科学的根拠があるわけではないでしょう。また、関節が熱く腫れているような時には、温めることはお勧めできません。しかし、動きが悪く硬くなってしまった関節を動かしたりするには、こうして保温してからリハビリをする方が効果的ですし、まだ十分にわかっていないこともありますので、温泉中の何らかの物質がリウマチ症状を改善することも全く考えられないわけではありません。いずれにせよ、現在はたくさんの薬がある時代ですので、温泉による効果はあくまでも補助的手段と考えるのが妥当かと思います。
Q8.リウマチの患者が、食べ物で気をつけるべきことはありますか?
A.リウマチだからといって特に食べてはいけないとか、食べた方が良いといった食品はありません。ただ、副腎皮質ステロイドを服用されている方は、肥満や糖尿病、コレステロールの上昇などを招きやすいので、過食はもちろん、脂肪分の多い食品は勧められません。また、リウマチが良くなると謳う食品は、すべてと言ってよいほど、いい加減なものばかりのようです。そうした食品を勧められてどうして良いかわからない時は、必ずご相談ください。
Q9.酒・たばこは、やはりリウマチに良くないですか?
A.アルコールは一般に炎症を悪化させますので、過度の飲酒は慎んだほうが良いですが、適量なら問題ありません。たばこは、現在、リウマチの発症、悪化に関与しているといわれているため、禁煙をお勧めします。
Q10.リウマチ患者でも、妊娠・出産は可能ですか?
A.もちろん可能です。ただし一般的な妊娠の条件として、病状が安定していること、腎臓・心臓・肺などの臓器に重大な病変が無いこと、免疫抑制薬(アザチオプリン、シクロホスファミド、メトトレキサート)を併用していないことの3つが挙げられます。病状が落ち着いていない時に妊娠されると、途中で具合が悪くなった場合、それこそ大変なことになってしまいます。また、心臓や腎臓が悪いと、普段はなんでもなくても、いざ妊娠して赤ちゃんの分まで血液・栄養を回すためには臓器の負担が増え、妊娠の継続が困難になることがあるので、前もって大きな内臓の異常が無いことを確認しておく必要があります。妊娠中のリウマチ治療薬による催奇形性の問題については、スルファサラジン(アザチオプリン)や注射金剤は比較的安全と考えられています。しかし、妊娠予定の患者さんや妊娠が判明した場合は、その時点で中止するケースが多く、胎児への影響が少ない副腎皮質ステロイドのプレドニゾロンを用いるのが一般的です。プレドニゾロンは胎盤を通過する際にその80%が分解されるので、1日量が20mg未満であれば、胎児への影響はほぼ無いと考えられます。生物学的製剤(エタネルセプト、セルトリズマブ ペゴルなど)については、ご相談ください。

リウマチ科

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